面接結果の連絡が遅い=不採用?採用人事が見てきた4つのパターン

応募・選考

面接が終わって数日。

メールを何度確認しても、まだ結果が来ない。

「これって落ちたのかな……」

と気になりますよね。

結論から言うと、連絡が遅いだけでは合否は分かりません。

まず目安として、面接結果の連絡は1週間から10日程度で届くことが多いです。面接時に「1週間以内にご連絡します」と言われていれば、それが基準になります。

ただ、この目安を過ぎることは普通にあります。採用する側にいると、結果連絡が遅くなる理由はいくつもあるからです。私が実際に見てきたのは、大きく4つのパターンです。

① 他の候補者の面接を待っている

例えば、あなたの面接が月曜日、もう一人の候補者の面接が木曜日だったとします。

採用側が「どちらも良さそうだから、二人を比較して決めたい」と考えれば、月曜に面接した人への連絡は木曜以降になります。

この場合は、不合格なのではなく、まだ決まっていないだけです。応募が集中している求人ほど、この待ち時間は長くなります。

② 先に内定を出した人の返事を待っている

採用枠が1名の場合、こういうことも起こります。

第一候補のAさんには内定を出す。第二候補のBさんは保留にする。

Aさんが承諾すれば採用は終了。辞退すればBさんに内定を出す。

待たされる側としては気持ちのいい話ではありませんが、採用の現場ではこうした状況が起こります。この場合、評価されていなかったわけではなく、わずかな差で順番がついたということです。

③ 社内の決裁が進んでいない

採用担当者や面接官が「採用したい」と思っていても、すぐ内定を出せる会社ばかりではありません。

部長や役員の承認が必要だったり、給与条件の確認が必要だったり。決裁者が出張中というだけで、数日延びることもあります。

この場合、連絡の遅さとあなたの評価は、ほとんど関係ありません。

④ 不採用の連絡が後回しになっている

少し厳しい話も、正直に書いておきます。

採用担当者は、面接、次回選考の日程調整、内定者対応などを同時に進めています。そのため、合格者への連絡を優先し、不採用の方への連絡が後回しになることがあります。

つまり、「連絡が遅いから、まだ期待できる」とも言い切れないのです。

ここまで読んで、少し落ち込んだかもしれません。でも、この事実を知っておくことには意味があります。遅い連絡に一喜一憂しても、答えは出ないと分かるからです。

問い合わせてもいいの?

ここで気になるのが、「催促したら印象が悪くなるのでは」ということだと思います。

採用側として言うと、丁寧な問い合わせで心証が悪くなることは、まずありません。

問い合わせの目安は、次のとおりです。

  • 面接時に「○日までに連絡します」と言われた → その期日を過ぎてから
  • 何も言われていない → 面接から1週間〜10日を過ぎてから

聞き方は、催促ではなく確認の形にします。「選考結果について、その後いかがでしょうか」という一文で十分です。転職エージェント経由なら、担当者に確認してもらいましょう。

結果が遅かったら「来たらラッキー」で次を探す

ここまで4つのパターンを紹介しましたが、大事なのはここからです。

自分がどのパターンなのか、応募者側には分かりません。

比較されているのかもしれない。内定者の返事待ちかもしれない。決裁が遅いだけかもしれない。不採用の連絡が遅れているだけかもしれない。

考えても答えは出ません。

だから私は、予定より結果が遅くなってきたら、**「連絡が来たらラッキー」**くらいの気持ちで、新しい求人を探すことをおすすめします。

一社の結果が気になって、転職活動そのものを止めてしまう方がもったいないからです。結果が来れば、そのとき改めて考えればいい。来なければ、次へ進む。

待っている間にできることは、意外とあります。気になる求人に応募しておく。スカウトサービスに登録しておく。他社のカジュアル面談を入れておく。

まとめ

面接結果の連絡が遅いからといって、不採用とは限りません。

ただし逆に、「遅いからまだ可能性がある」と期待し続ける必要もありません。

採用側には、応募者から見えない事情がいくつもあります。そして、その事情は外からは判断できません。

結果は待つ。でも、転職活動は待たない。

このくらいの距離感でいた方が、転職活動は進めやすいと思います。


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